Tenere700の厄介な問題は、燃料タンクのキャップシールの漏れです。
キャップの下にはスプリング張力によりタンクに密着させるためのラバーシールがあり、キャップに真下以外の圧力がかかると、キャップへの負荷(首を振る症状)によりガソリンが漏れ始めます。
「どうして燃料キャップに圧力がかかるの?!」とお考えの方もいらっしゃると思います。
タンクバッグを使用すると、燃料キャップに圧力をかけることになります。
転倒しタンクバッグがキャップを押している場合、タンクバッグ(およびその中身)がガソリンに浸される可能性が高くなるリスクを内包しています。
この問題は、キャメルタンク(別売~お問い合わせください)ご利用のお客様においても問題を引き起こします。
ガソリンは、真空による負圧を利用してキャメルタンクからメインタンクに移送されます。メインタンクのキャップが適切に密閉されていないと真空状態にならず、燃料が適切に移動しません。
厚さ1.5mmのヴァイトン(デュポン社のフッ素系ゴム)シーリングリングの「追加(動画を必ずご覧ください)」は、燃料タンク内のガスをすばやく、安価に、効果的に保持する方法です。
【特徴】
もちろんボルトオン!
純正のシールに追加するだけのかんたんインストール。
費用対効果が高い。
【キット内容】
燃料キャップ用追加シール。
【注意事項】
燃料キャップは含まれていません。シールのみでのお届けとなります。
なお、このシールを追加することで燃料キャップをカチンとロックしにくくなることがございます。その際は左右片側ずつロックするよう対処してください。
【インストール動画】